こんにちは。国語個別指導LOGIQUE大分校の小野です。
前回の記事では、上野丘高校を目指す優秀な生徒ほど「なんとなく解けてしまう」という「言語化の壁」にぶつかりやすいこと、そしてその感覚を再現性のある論理に変えるためのトレーニングについてお伝えしました。
今回は「実際の入試や模試で、思考のズレがどのように答案に現れ、それをどう改善していくのか」ということをお話しします。
模試で「部分点」止まりになる生徒の共通点
上野丘高校を目指す生徒の答案を見ていると、全く見当違いな回答を書く子はほとんどいません。本文中の重要なキーワードは拾えていることが多く、一見すると「それらしい解答」になっています。
しかし部分点しかもらえなさそうな記述になっているというケースが多いです。
生徒に「この記述はどう考えて作ったの?」と聞くと、多くの場合はこう返ってきます。
「本文のこのあたりに、同じようなことが書いてあったから。」
「要するに、こういうことかなと思いました。」
ここに、国語の得点が伸び悩む最大の要因である「論理的回路のズレ」が潜んでいます。
本文にある言葉をただ繋ぎ合わせただけの「ツギハギの答案」になっていたり、自分の先入観やイメージで文章の意味を勝手に補完してしまった「主観入りの答案」になってしまったりしているのです。
記述問題は「要素が漏れなく、論理的な因果関係で組み上げられているか」が厳しくチェックされます。なんとなくの理解で書いた答案では、満点をもらうことはできません。
つまり模範解答と自分の答えの違いが分からないという状況は、模範解答を要素に分解できていないということになります。
1対1の対話で「思考のクセ」を可視化する
こうした「論理のズレ」は集団授業の解説を聞いたり、模範解答を赤ペンで写したりするだけでは絶対に改善されません。生徒自身が「自分がどの段階で間違えていたのか」に気づいていないからです。生徒一人ひとりで抱えている問題は異なります。語彙を正確に理解できていないのか、主観の混じった記述になってしまっているのか、要素は正しく見つけられているもののそれを論理的につなげられていないのか。
「記述問題が苦手」と一口に言ってもそれは何が原因なのか。これを理解するには生徒との対話が必要不可欠です。
だからこそ、LOGIQUEでは完全1対1の対話型指導を行っています。
講師からの問いかけによって、生徒は初めて「自分は具体例ばかり書いていて、本質的な筆者の主張を解答に含めていなかったのか。」のように自分の失敗パターンに気づくことができます。
自分がどこで勘違いをしていたのかを自覚して初めて、正しい「解法の型」が身につき始めるのです。
「100字要約」がもたらす劇的な変化
この「論理のズレの修正」を行うために、LOGIQUEでは「100字要約」に取り組んでもらいます。
初めて挑戦する生徒は、ほぼ全員手が止まります。「何を書いていいか分からない」「文字数が溢れてしまう」と苦戦します。
しかし文章の構造を捉えるコツを教え、対話を通じて「本文の要点」を削り出す訓練を重ねると、早い生徒であればわずか3回ほどの授業でスラスラと100字要約が書けるようになります。
要約ができるようになるということは、「筆者の最も言いたいこと(主張)と、その根拠を客観的に整理できた」という証拠です。
そして100字要約が出来るようになる頃には、記述問題も解けるようになっていると思います。筆者の主張を正確に見抜き、それを論理の飛躍の無いように100字以内でまとめるという作業は記述問題の答案の作り方と同じだからです。
対話を通して、論理の飛躍が無いようにする経験を積むことで、なんとなく選んでいた選択肢問題にも根拠を持って答えることが出来るようになります。
「国語はセンス」という思い込みを捨てることから
当たり前ですが、公立高校入試において国語の配点は他教科と同じ60点です。しかし、対策が後回しにされがちな教科でもあります。
がむしゃらに過去問を解いても国語の点数は上がりません。一人ひとり「文章の読み間違い方のクセ」が異なるため、自分の弱点に合わせた正しいトレーニングが必要です。
「定期テストは取れるのに、模試になると点数が下がってしまう」
「記述の点数が伸びない」
「上野丘高校に向けて、国語を確実に高得点が計算できる武器にしたい」【大分の保護者様へ】
国語の成績が伸び悩む本質的な原因は、勉強の量ではなく答案の書き方に表れる「論理的な回路のズレ(認知の歪み)」にあります。
LOGIQUEでは中学入試は向陽・附属など、高校入試は大分上野丘・舞鶴・鶴見丘などの上位校を目指す受験生を対象に、講師の小野がお子様の実際の答案をもとにマンツーマンで指導を行います。
・「定期テストは取れるのに、模試の記述問題になると点数が下がる」
・「国語の具体的な改善策がわからない」
など国語力に本気で危機感を持ち、小手先のテクニックではなく「一生モノの思考力」を身につけさせたいと思っている保護者様は、まずは体験授業でお子様の「国語はセンスだ」という思い込みを捨てさせてみませんか?

