紫式部徒然草『つれづれなるままに』『神無月のころ』の予習しなきゃ。
明日テストなんだけど、現代語訳がわからないところがある…
そんな方はこのページを見ればしっかり理解できます。
特に『つれづれなるままに』は中学生の教科書にも出てくるので学校の予習・復習に役立ててくださいね。
✅ 本記事の内容
・「つれづれなるままに」本文と現代語訳
・「つれづれなるままに」の品詞分解
・「つれづれなるままに」テストに出るポイント
・「神無月のころ」本文と現代語訳
・「神無月のころ」の品詞分解
・「神無月のころ」テストに出るポイント
✅ 本記事の信頼性
このページの記事は国語専門塾の講師陣が内容を監修しています。
基本的には高校で習う文法・知識を元に現代語訳や解説をしています。
文法や現代語訳などで学校の先生の解説とは解釈が異なる部分もあります。
学校の授業ではすべての品詞について解説してくれなかったり、すべての文に現代語訳をしてくれなかったり、抜けがあります。学校の予習復習やテスト対策のために本記事をぜひ活用してください。
「つれづれなるままに」本文と現代語訳
つれづれなるままに、日暮らし、硯に向かひて、こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
することがなく退屈なのに任せて、一日中、硯に向かって、心の中で浮かんでは消えていくとりとめのないことを何ということもなく書き付けていると、不思議に気持ちが高揚してくる。
「つれづれなるままに」の品詞分解と重要語句の解説
品詞分解と単語の解説
つれづれなる/まま/に、日/暮らし、硯/に/向かひ/て、こころ/に/うつりゆく/よしなしごと/を/そこはかとなく/書きつくれ/ば、あやしう/こそ/ものぐるほしけれ。
つれづれなる:形容動詞「つれづれなり」の連体形
まま:名詞
に:接続助詞「に」
日暮らし:副詞 一日中ずっと
硯:名詞
に:格助詞「に」
向ひ:ハ行四段活用動詞「向かふ」の連用形
て:接続助詞「て」
こころ:名詞
に:格助詞「に」
うつりゆく:カ行四段活用動詞「うつりゆく」連体形
よしなしごと:名詞
を:格助詞「を」
そこはかとなく:ク活用形容詞「そこはかとなし」連用形
書きつくれ:カ行下二活用動詞「書きつく」已然形
ば:接続助詞「ば」
あやしう:シク活用形容詞「あやし」連用形のウ音便化したもの
こそ:係助詞
ものぐるほしけれ:シク活用形容詞「ものぐるほし」の已然形
「つれづれなるままに」出典とテストに出るポイント
出典
■徒然草(つれづれぐさ)
ジャンル:随筆
成立:鎌倉時代末期
序段と243段の本文から成り立っている。『枕草子』「方丈記」と並ぶ三大随筆の1つ。
作者:兼好法師(生没年未詳) 歌人、能書家でもある。
兼好法師(けんこうほうし)は俗名として「卜部兼好(うらべかねよし)」「吉田兼好(よしだけんこう)」とも呼ばれた。
学校の定期テストに出るポイント



現代語訳や品詞分解はこれでわかったね。
では最後にテストに出るポイントをまとめよう。
『徒然草』は三大随筆の1つなので、文学知識として最低でも
成立時代と作者名は押さえておこう。
キーワードとしては「仏教的無常観」ということばを覚えておきたいね。



無常観ってどういうものなのかしら?



良い質問だね。無常観というものをわかりやすく説明すると、
仏教の中核教義の1つであり、「すべてのものは生まれたり滅びたり、変化してうつりかわるものであり、しばらくも同じ状態に留まらないこと」という考え方だよ。
『平家物語』にも通じる考え方なので、ぜひ覚えておこう。
『徒然草』は三大随筆の1つなので、文学知識として最低でも成立時代と作者名は押さえておこう。
また、この序段は学校で暗唱されることが多く、全文覚えて書けるようにしておきたい。
重要語句は
つれづれなり…することがなく手持ち無沙汰である
よしなしごと…つまらないこと。とりとめもないこと。
あやし…不思議だ。
ものぐるほし…異常な感じがする。なんとなく気が変になってくる
最後の「ものぐるほしけれ」について
ここは「ものぐるほし」+過去の助動詞「けり」の已然形だと勘違いしてしまう人が多いけど、実際は形容詞「ものぐるほし」の已然形です。間違えやすいので注意しましょう。










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