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なぜ国語をメインで教えようと思ったのか。

結論から言うと、「国語が出来れば自分でできる勉強量が圧倒的に増えるから」です。

書店に行ってみると今は良い参考書がずらりと並んでいます。特に大学受験の参考書のラインナップは素晴らしく、経験豊富な先生方が実に丁寧に説明してくれています。

値段も1冊1000円程度で、高くても3000円はしません。しかし、ほとんどの子は参考書を読んでも分からない。あるいは参考書に書いていることを理解するのに時間がかかってしまって、面倒臭い。それなら参考書や教科書に書いていることをもっとかみ砕いて教えてもらおうと思って塾や家庭教師・予備校に頼ることが多いわけです。

そう言うと「そうかな?」と首を傾げる受験生はいるかもしれませんね。たしかに数学や理科に関しては、国語とは別の才能が必要です。国語の偏差値が70を超えているのに、数学は偏差値50以下というケースやあるいはその逆のケースもあるでしょう。

しかし、ここで私が言いたいのは、国語力が上がって文章を理解する力が上がることで当然「参考書を読む力」も上がるということなんです。参考書を読解する力があれば自学自習が楽になります。目の前でかみ砕いて説明してもらわなくても(今の大学受験の参考書は下手な講師よりはるかにかみ砕いてわかりやすく説明してくれています)ストレスなく参考書を読みこなし分からないところや弱点をどんどん補強できます。

私が目指しているのは小・中学生のときに基礎から訓練して国語力を身に付け、高校生になって参考書を読みながら、時々アドバイスや質問を受ける程度でどんどん勉強を進められるようになることです。そうすれば難関大合格も現実になっていることでしょう。

そして、大学生・社会人になったら人の力を借りずに自力で勉強することができようになります。自分に必要な勉強をして、活躍してもらいたいと思います。

要するに国語が伸びることで、一生使える自学力を身に付けてもらいたいというのが私が国語メインの塾を作った大きな理由のひとつなのです。